妊婦さんの歯科健診
母体への影響
妊娠すると、、
・女性ホルモンの増加
・食生活を含む生活リズムの変化
・お口のケアが難しい
等の理由で、歯肉炎やむし歯になりやすい(悪化しやすい)状態が数ヶ月以上続くことになります。また、妊娠中に歯周病を悪化させると、早産や低体重出産のリスクが高まるとも言われています。
赤ちゃんへの影響
生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にむし歯菌はいません。後天的にお母さんやお父さんなど身近な大人からむし歯菌に感染し、お口の中に定着します。
・子どもの歯を守るにはまず自分のお口を健康に
離乳食を与える際に味や温度を口で確かめることもあるでしょう。また、キスやスキンシップは愛情を深める大切な育児法です。これらを止めるのではなくて、子育てに携わる大人の口からむし歯菌を減らしておくことが大切です。
・むし歯予防を理解する
感染を遅らせる(むし歯菌が定着しやすい時期があります)
食生活を考える(ショ糖の制限、規則正しい時間と内容)
歯を強化する(正しいブラッシング、フッ化物やキシリトールの応用)